鎌倉時代の和歌に託した心
〜西行・後白河法皇・静御前・藤原定家・後鳥羽上皇・源実朝・宗尊親王・親鸞〜
今井雅晴 著(筑波大学名誉教授)
B6判・並製・192頁
激動の鎌倉時代、その歴史に名を刻む人たちの行動の背景にはどのような思いがあったのか。日本中世史の研究者が、彼らの事績をたどりつつ、残された和歌や今様・和讃から、その心の深層を読み解く。
◎目次より◎
1 西行〜放浪と桜に生きた歌僧
2 後白河法皇〜今様で乱世を生き抜く
3 白拍子静御前〜舞と歌に生きる誇り
4 藤原定家〜和歌の伝統と革新に生きる
5 後鳥羽上皇〜誇り高き多種多芸の王者として
6 将軍源実朝〜和歌に東国の王者像を求める
7 将軍宗尊親王〜東国の王者として和歌で輝く
8 親鸞〜家族思いの念仏者
発行:2021年4月
ISBN:978-4-910494-00-5