鎌倉時代の和歌に託した心・続
~建礼門院・源頼朝・九条兼実・鴨長明・後鳥羽院宮内卿・宇都宮頼綱・北条泰時・西園寺公経~
今井雅晴 著(筑波大学名誉教授)
B6判・並製・168頁
残された和歌から歴史上の人物の思いを読み解くシリーズの続篇。幼くして壇ノ浦に沈んだ安徳天皇の母・建礼門院や、『方丈記』の著者・鴨長明、法然門下の武将・宇都宮頼綱らの〝心〟の深層に迫る。
◎目次より◎
1 建礼門院〜恩讐の彼方に
2 源頼朝〜貴族と武士の狭間で
3 九条兼実〜劣等感と優越感と
4 鴨長明〜下鴨神社の誇りに生きる
5 後鳥羽院宮内卿〜歌詠みに賭けた若い命
6 宇都宮頼綱〜弓馬の道と詠歌の道
7 北条泰時〜百戦錬磨の政治家・武将
8 西園寺公経〜巧みに進む栄華への道
発行:2022年5月
ISBN:978-4-910494-11-1